シャドーイングは英語力向上になぜ有効なのか

今日は、改めてシャドーイングというトレーニングがなぜオススメなのかです。

まず理解しておきたいこと

日本人は特殊な英語力も持っています。それは、英語を読む能力が異常に得意だと言うことです。

これは学生時代の英語の授業を思い出してみるとわかると思いますが、英語でたくさん会話していたなーという思い出よりも、
長文を読んで意味を理解したり、適切な英単語を文章に埋める作業をたくさんしてきたなー だと思います。

この思い出から見ても、私達日本人は英語の文章を読む という作業をたくさん繰り返していますから、読むことが得意だと言えます。

わかりやすい例を出すために文章を出してみます。
(プラダを着た悪魔 スクリーンプレイ P.26より)

I don’t understand why it’s so difficult to confirm appointments.
(訳:予約の確認をすることがなぜそんなに難しいのか理解できません。)

書いてあると時間も止まっているので、理解ができるのですがこれが映画になると非常にスピードが早く、さらに単語と単語が繋がったりしていて意味が全く取れなくまります。

例えば、Don’tですが音にするとドントではなく、ドンッのように最後のTの音は消えます。

このように文字をなくして、音のみを聞くと急にわからなくなります。そしてスピードに圧倒されます。。

ここでつまづかないようにするためには、英語の音のルールなどを知り、理解す流ことが大切です。
そして、耳を英語に慣らし、英語が聞こえるようしていきます!

脳のシステムを理解

先ほどの例のように見てわかるのに、「聞いたらわからない」という現象ですが、
ここで脳内で起こっている現象を理解していきます。

全ての会話(日本語でも)においてですが、まず入ってきた言葉は、脳で音をとります。そのあとに意味をとり、相手が言っていることのイメージを掴みます。

ーーー※イメージ※ーーー
相手が話している言葉

音をとる作業(音声知覚)

意味を取る作業(意味理解)

イメージできる

脳の中で音葉を聞いたときに起こる流れとしては、上のようなイメージになります。
ここで、問題になるのが私たち日本人は、英語の「音」を取る作業に脳(ワーキングメモリ)のほとんどを使ってしまっている ということです。

相手が英語で話している際、その”音”ばかりに集中していて、意味を取るところまで届きません。
なので、「あれ?なんて言ったの?」となり、sorry?などど2回目を聞いて意味を確認しにいきます。
さらに2回目を聞いても音だけを取りにいっていて、相手が何をいっているか意味がわからないこともあると思います。
この「音」を取るために必要なワーキングメモリを減らし、「意味」を取るために脳を使えるようにします。

シャドーイング

そのためのトレーニングとして、最適なのが「シャドーイング」です。

シャドーイングの場合は、スクリプト(台本)を使いますから、今自分が聞こえた部分は”何を”言っていたのかを確認することができます。

その作業を何回も何回も繰り返すことで、英語の音のルールを知り、そのルールで発せられた音に慣れることができます。

そうすると英語の音を取りに行く作業で脳(ワーキングメモリ)を使いませんから、「意味」まで取れるようになります。

このように今私たちは「音」を聞くのに必死だから、『意味までわからない』ということを理解してそのためにはシャドーイングなんだ ということを知っていただけたらなと思います。

安藤勇人

安藤勇人

岐阜県から上京し芸能界入を目指すも挫折しました。その後カナダに留学して英語を習得して帰国し、一人でも多くの日本人が英語を話せるようになるためのお手伝いをしています。
レアジョブでオンライン英会話について学んだ後(TORAIZ)トライズに入社。2018年顧客満足度調査で1位獲得。
2018年10月にトライズを退職して、現在は(LEARNGATE)ランゲートにて英語学習コンサルタントとして活躍中!
メッセージ、対面での英語学習相談も受付中。

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